魔王3話

これくらいですね。ちゃんと見てるのは。話の展開より、今回はとーまのことについて。
とーま、ほんっとに、この役はまってる!!!!イケメンの時の中津役もかなり良かったけど、こっちのがもっといい。とーまは可愛いきれいな顔してるけど本当はかなり熱い男っぽいとこがあるので(舞台もやってるし)、本来の性格に一番フィットしてるんじゃないかと。それ考えると、ハチクロはやっぱ駄目だったんだなあと。ハチクロファンとしては(漫画のほうの)とーまの役はかなり難しいと思ってはいたんだけど、なんだろう、へたれの美学みたいなのがとーまは理解できなかったんだろうなと思う。桜井翔ちゃん@映画は完璧だったけどな。情けない、でもそうせざるをえない、苦しいけど苦しいままでいるしかなくて、どうしようもなくて、我慢したり、悔しくて泣いたりとか、とーまの中にはきっと無いんだと。この人きっと言いたかったら言っちゃうんだろうし、動けなくて後悔したりすることもなくて、この魔王役の人みたいな動き方をするのが楽なんだろうかと。だって、ハチクロやってた時、インタビューで言ってたんだ。この役は情けないやつなんですよって。うん、確かに情けないしモテナイやつなんだけど、それを演じる人が言うのはどうかなってずっと思ってた。竹本だって自分が情けないのは重々承知なわけで、でも、情けなくても、そうするのが周りのためだとかも思ってて、すごく優しくて、気を使いすぎてて、純粋で、でも才能が無くて苦しんでて、未来が見えなくて辛くて、ってそういうの、きっとばっさり切っちゃったら竹本を演じることは出来ないんじゃないかと。
だから、どうしても、竹本@とーまで泣けなかった。残念すぎるけども。まあ全体的に、映画版のがキャストも良いんだけどね。あれはキャストドンピシャだったからなあ。今考えてもすごい。
そして、翔ちゃんは本当に竹本以外の何者でもなかった。翔ちゃんはそれこそ、へたれで、だめだめで、でも優しくて、いいところも、悪いところも全部竹本で。これはやっぱりそれぞれのキャラの話になるんだろうけど、木更津キャッツでのバンビに近いんだよね。もっと、こう・・・弱い感じだけど。翔ちゃんが、これまでの人生でどんな思いをしてきたんだろうって考えてしまうくらい、あの人の優しげな、へたれっぽさ、っていうのかな、嵐の中での位置もあるけど、うーん・・・いろいろあったんだろうなって思わせる。竹本を翔ちゃんより上手くやれる人っていないかもだ。あんなに綺麗でカッコいい顔なのにね。って、なぜか魔王じゃなくてハチクロ話になっちゃってるよ・・・苦笑