魔王 第2話

やっぱおもしろいっす。マジではまる。大野が好きすぎる。って第1話でもひたすら言ってた人どっかにいたねえ・・・。あははっ・・・てあたしだよ。
これ、基本的に雨野は自分の手を汚さず、誰かに恨みを晴らさせるという形で人を殺していくんだろうけど、2重に安全策をとってて、まず絶対に自分は罪に問われない、かつ、実行犯もまた、罪に問われないようにしてくんだろうなと。たとえば第1話は相手に先にナイフを持たせ、自己防衛した結果間違って殺してしまうという形にして、無罪を主張。今回も、拳銃は撃ってないで、多分空砲かなんかなんだよ、でも、持病もちでショック死させる。勘違いで拳銃を(しかももしかしたらモデルガンかもしれない)撃つ振りをしただけだ。これって無罪に持ち込めそうじゃないかな。で、しかも自分でそれを弁護するわけですよ。かなりの時間を費やし、殺したい人たち全員を調べ上げ、弱点を突き、法の隙間をぬって自分のやりたいこと全てを完成させていくんだろう。ただ、あのサイコメトリーの女の子だけが計算外。きっとそこからほころびが生まれてくるんだろうなと思う。あの子がいなきゃ、完全犯罪成立なのに、・・・でも、きっとあの子が大野の心の闇や孤独や悲しみを癒すカギにもなるような気がする。神様がもしいるなら、堕ちた天使ルシファーに、最後の救いの手を差し伸べるために使わした救いの女神があの子・・・なんじゃないかなあと。だって、きっと完全犯罪ができたとしても、雨野の心は癒されないからさ。
憎しみはどこまでも心を真っ黒に塗り固めてきっと一生寒くて苦しいところに人を置き続ける、そんな中にいたら、いつかはもう終わりにしたいと思う瞬間がきっとあるんじゃないかなと。だって、雨野は本当はとても優しい人なんだろうから。
なんかさあ、そういうのをこのドラマは描きたいんじゃないかと。だからめっちゃくちゃ期待してます!!!!最後は破滅に向かうんだとしても、納得いくラストを期待します。